出願番号 |
特願2013-026153 |
出願日 |
2013/2/14 |
出願人 |
植松 康行 |
公開番号 |
特開2014-151633 |
公開日 |
2014/8/25 |
登録番号 |
特許第5387932号 |
特許権者 |
植松 康行 |
発明の名称 |
放射能汚染骨材を中心部に活用した波消し構造物の製造方法 |
技術分野 |
土木・建築、無機材料、その他 |
機能 |
環境・リサイクル対策、洗浄・除去、表面処理 |
適用製品 |
中心部材の外側に放射能を遮蔽する外装部材を設けた波消し構造物の製造方法であって、中心部材に宙吊り部材を設けて、宙吊りにした中心部材の外側の空隙の外装部材型枠に放射能汚染されていない骨材と結合材を流して外装部材を形成した波消し構造物の製造方法。 |
目的 |
放射能汚染されたコンクリ―ト砕石が東日本大震災から多量に発生するがその保管場所を指定するが中々決まらず復興が行き詰る状態にある。本案は被災現場で発生した放射能汚染されたコンクリート砕石はその場から移動することなく放射能汚染された骨材を結合材で結合した中心部材と、中心部材の外側に中心部材から発する放射線を遮蔽する、放射能汚染されていない骨材を結合材で結合した外装部材を設けた波消し構造物の製造方法であって有害のものを無害の防災資材に生まれ変えるものである。 |
効果 |
放射能を遮蔽する外装部材を設けたことにより、破砕コンクリート及び野積みで放射能汚染された砂、砂利等の骨材を中心部材に使用した波消し構造物を提供でき、放射能汚染された骨材をその場で無害化するので処分、保管及び波消し構造物製作の問題を解決できる。又、中心部材をコーティングすることにより、更に放射能の遮蔽が増し中心部材に放射能汚染された骨材を多く使用した大型の波消し構造物を提供出来る。波消し構造物の製作による雇用創出、東北以外の東南海地震等の津波対策の海岸線の防災として活用出来る。 |
技術概要
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建物基礎のコンクリートを撤去する際に発生する破砕コンクリート及び野積みにされていて放射能汚染された砂、砂利等の放射能汚染された骨材を結合材で結合した中心部材と、中心部材の外側に中心部材から発する放射線を遮蔽する放射能汚染されていない骨材を結合材で結合した外装部材を設けた波消し構造物で、テトラポッド(登録商標)、及びケーソンがある。これを現場近くで製作でき汚染材の搬出が不要となる。放射能汚染された骨材の処分、保管及び波消し構造物製作の問題を解決できる。放射線を遮蔽する被覆材で中心部材をコーティングすることにより、更に放射能の遮蔽が出来て中心部材に放射能汚染された骨材を多く使用した波消し構造物を可能とする。中心部材に宙吊り部材を設けて、宙吊りにした中心部材の外側に空隙を有して外装部材型枠を設け、空隙に放射能汚染されていない骨材と結合材を流して外装部材を形成することから、有害のものを無害な建設資材としての大型の波消し構造物を製造することが出来る。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
対価条件(一時金) |
【要】別途打ち合わせによる |
対価条件(ランニング) |
【要】別途打ち合わせによる |
希望譲渡先(国内) |
【可】 |
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