有孔鋳造品及びその製造方法
- 開放特許情報番号
- L2014000967
- 開放特許情報登録日
- 2014/5/26
- 最新更新日
- 2018/11/21
基本情報
出願番号 | 特願2014-538532 |
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出願日 | 2013/9/25 |
出願人 | 学校法人常翔学園 |
公開番号 | |
公開日 | 2014/4/3 |
登録番号 | |
特許権者 | 学校法人常翔学園 |
発明の名称 | 有孔鋳造品及びその製造方法 |
技術分野 | 機械・加工 |
機能 | 鋳造・鍛造 |
適用製品 | 貫通孔又は有底孔を有する鋳造品の製造方法 |
目的 | 簡易な装置及び方法で自由度の高い通孔を形成することのできる有孔鋳造品の製造方法を提供する。 |
効果 | 本発明に係る有孔鋳造品の製造方法によれば、容易に孔付きの鋳造品を作製することができる。
また、孔の直径、数、配置、深さなどを容易に調整することができる。 さらに、鋳造材料として、比較的融点の低い複合材料、融点の高い銅、銅合金など幅広い金属に適用することができる。 得られた有孔鋳造品は、幅、長さ、高さ方向の大きさ及び形状も自由に作ることができ、ヒートシンク、衝撃吸収材、吸音材、軽量材等へ好適に使用することができる。 Al−SiC↓pのようにドリル等で通孔することが困難な合金でも、有孔鋳造品が容易に製造できる。 |
技術概要![]() |
鋳造型内に鋳造材料(但し、Al−Mg合金及びAl−Si−Mg合金を除く)の溶湯を注湯後、前記鋳造型内に配置された棒状型を引き抜くことで、前記鋳造材料中の前記棒状型のあった部分に孔を形成する有孔鋳造品の製造方法であって、
前記鋳造材料を10MPa未満で注湯する注湯ステップ、 前記棒状型の近傍の前記鋳造材料の温度をTp(℃)、前記棒状型を引抜き中又は引抜き後に孔壁が崩落せず、且つ、液相が前記孔中に浸み出して前記孔を埋めない上限の温度をTh(℃)、引抜きの下限温度をTx(℃)、融点、共晶温度または包晶温度の何れか低い方をTs(℃)とすると、 Tx≦Tp≦Th(但し、Tx=Ts−d、0<d<100)である温度範囲で、前記鋳造材料から前記棒状型を引き抜く、または、Ts<Tp≦Thの温度範囲で孔径を拡大する拡径を開始した後、前記鋳造材料から前記棒状型を引き抜く、引抜ステップ、 及び、 前記鋳造型から鋳造品を取り出すステップ、 を有することを特徴とする有孔鋳造品の製造方法。 |
実施実績 | 【試作】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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