リグニン分解物の製造方法

開放特許情報番号
L2014000889
開放特許情報登録日
2014/5/19
最新更新日
2018/8/28

基本情報

出願番号 特願2014-034617
出願日 2014/2/25
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2015-157792
公開日 2015/9/3
登録番号 特許第6349518号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 リグニン分解物の製造方法
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 低分子リグニン分解物を製造する方法
目的 リグノセルロースからなる木質系バイオマスおよび草本系バイオマス等を水熱・粉砕処理、固液分離を行い、その固形分を酵素糖化したときに発生する残渣から低分子リグニン分解物を回収する方法を提供する。
効果 バイオマス原料の酵素糖化残渣から数平均分子量が300〜600ならびに重量平均分子量が2,000以下の低分子のリグニン分解物を1回のオートクレーブによる水熱処理にて製造することができ、かつ溶媒可溶性を持つ樹脂原料が得られる。また、本願発明によれば、セルロース分解物の含量が少ない、溶媒可溶性のリグニン分解物を1回のオートクレーブによる水熱処理にて製造することができる。
技術概要
 
リグノセルロースからなる木質系バイオマスおよび/又は草本系バイオマス等を水熱処理及び粉砕処理を組み合わせて前処理することを含む工程、
その前処理したバイオマスを酵素糖化したときに発生する酵素糖化残渣をさらにオートクレーブにより水熱処理を行い、その処理物の固液分離から固形物を得ることを含む工程、及び
固液分離から得られた固形物を有機溶媒に溶解することを含む工程、を包含するリグニン分解物溶液又はリグニン分解物製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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