出願番号 |
特願2014-022231 |
出願日 |
2014/2/7 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2015-146778 |
公開日 |
2015/8/20 |
登録番号 |
特許第6351990号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
酵母を用いたパルミトオレイン酸生産 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
パルミトオレイン酸を、酵母を用いて効率的に製造する方法 |
目的 |
パルミトオレイン酸(POA)をサッカロミセス・セレビシェ(出芽酵母)を用いて効率的に生産する方法であって、酵母株が産生する脂質量を低下させることなく、全脂質中に占めるPOA含量を増大させる方法、さらにPOA含量の高い脂質を短い培養日数で生産する方法を提供する。 |
効果 |
パルミトオレイン酸(POA)を製造する際に、脂質産生能を低下させることなく全脂質中のPOA含有量を高めることができる。さらに、POA含量が高くても増殖能が低下せず、効率よくPOAを生産する形質転換出芽酵母を提供できる。また、これら技術を用いて高含量のPOAを含む脂質を効率的に生産する手段が提供できる。 |
技術概要
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サッカロミセス・セレビシェを、高濃度(0.2-4g/l)のメチオニン存在下で培養すること、さらに低温(18〜27℃)培養することにより、脂質産生量を低下させることなく、脂質中のパルミトオレイン酸(POA)含量を増大させる方法を提供する。
さらに、OLE1遺伝子を導入してΔ9不飽和化酵素(Ole1p)が過剰発現しているサッカロミセス・セレビシェ形質転換株を用いることで、増殖を促進して、POA含量の高い脂質を短い培養日数で生産する方法を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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