明光攻撃の検知機能付き単一光子検出器
- 開放特許情報番号
- L2014000759
- 開放特許情報登録日
- 2014/4/29
- 最新更新日
- 2023/1/16
基本情報
出願番号 | 特願2012-065952 |
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出願日 | 2012/3/22 |
出願人 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2013/9/30 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
発明の名称 | 明光攻撃の検知機能付き単一光子検出器 |
技術分野 | 電気・電子、情報・通信 |
機能 | 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 | 単一光子検出器 |
目的 | 単一光子検出器による単一光子検出を誤らせる程度の光子数を用いた攻撃が起こった場合であっても,明光攻撃(第三者が単一光子検出器の検出を誤らせるのに十分な光子数を伝搬路に導入されることにより,単一光子検出器が単一光子を正確に検出できなくなるようにする攻撃)を有効に把握できる光子検出システムを提供する。 |
効果 | 明光攻撃を有効に把握できる光子検出システムを提供できる。
本発明は量子鍵配送システムに利用できるため,本発明によれば,盗聴攻撃等に対して高い耐久性を有し,極めて秘匿性の高い量子鍵配送システムを実現できる。 また、本発明は,量子鍵配送など情報通信の分野にて利用され得る。特に電子カルテなど秘匿性の高い情報通信の分野で好ましく利用され得る。 |
技術概要![]() |
この光子検出システムは,光子が伝搬する伝搬路11と,伝搬路を伝搬する光子を分離する第1の分離部12と,第1の分離部12において分離されるある光子が伝搬する第1の分枝路13と,第1の分離部12において分離される残りの光子が伝搬する第2の分枝路14と,第1の分枝路13を伝搬する光子を検出する第1の単一光子検出器15と,第2の分枝路14を伝搬する光子を検出する第2の単一光子検出器16と,第1の単一光子検出器15及び第2の単一光子検出器16が検出した情報を受け取る制御部17を有する,光子検出システムである。制御部17は,伝搬路11に少数の光子が存在する場合であっても,光子を適切に把握し,明光攻撃を把握する。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。 製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。 https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/ |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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