出願番号 |
特願2013-266418 |
出願日 |
2013/12/25 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2015-121726 |
公開日 |
2015/7/2 |
登録番号 |
特許第6236598号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
回折格子とその製造方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
回折格子とその製造方法 |
目的 |
一つの格子構造としてワンステップ露光により作製し、一つの入射角で二つの波長のBragg回折光を発生させ、これらを切り換え制御できるようにする。 |
効果 |
偏光制御による波長切換えを、ワンステップ露光で作製した一つの格子構造で実現できるため、素子ひいては装置のコンパクト化が進み、応用範囲拡大や汎用性向上を図ることができる。また、この格子構造は一括ホログラフィック露光で自己組織的に容易に形成できるため、作製コスト低減が見込まれる。 |
技術概要
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ワンステップホログラフィック露光により形成される液晶と高分子との周期相分離構造であって、一つの入射角で入射した二つ以上の異なる波長を有する光に対してBragg回折を起こすことができ、入射光の偏光方向を変えることで、回折/非回折状態の間で切り換えられる回折格子とする。入射光線と回折光線を含む平面内の偏光(p偏光)で、一つの入射角で入射した異なる二つの波長の光の内、一方の波長の光は回折状態、他方の波長の光は非回折状態となるのに対し、その平面に垂直な偏光(s偏光)に偏光方向を切り換えると、前者の波長の光は非回折状態、後者の波長は回折状態に切り換わり、この切り換えが偏光方向に可逆的に行われる、二波長間の交換型切り換えが可能である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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