出願番号 |
特願2013-251003 |
出願日 |
2013/12/4 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2015-108932 |
公開日 |
2015/6/11 |
発明の名称 |
太陽電池の電力配分回路 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
太陽電池の電力配分回路 |
目的 |
太陽光発電システムの一部の太陽電池の出力が、日陰等によって低下した場合に、システムの電流電圧特性に現れる段差を平滑化して発電効率を高めることのできる、太陽電池の電力配分回路を提供する。 |
効果 |
日陰や受光面の汚れ、経年劣化等によって、発電出力にバラツキが生じた場合に、各太陽電池間でバランス良く電力を配分することができる。その結果、電流電圧特性の段差が平滑化されるため、パワーコンディショナの最大出力動作点の計測が容易となり、MPPTミスマッチ損失を回避することができる。
故障が発生し難く、高い信頼性が得られ、スイッチング動作に伴うノイズの発生を少なくすることができる。
MOSFETの寄生ダイオードを各太陽電池のバイパスダイオードとして利用することで、バイパスダイオードを省略することができる。 |
技術概要
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第1のスイッチング素子S1と第2のスイッチング素子S2を、相補的且つ周期的にON/OFFの切り換えを行うことで、フライバックトランスTを介して発電出力の大きい太陽電池M1(又は太陽電池M2)から小さい太陽電池M2(又は太陽電池M1)へ電力配分を連続的に行い、両者の発電出力を均等化する。この際、コンデンサC1、C2によって、これらのスイッチング素子S1、S2の発生するノイズが軽減されるとともに、外部負荷へ流れる電流の変動が平滑化される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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