硫化リチウム−鉄−炭素複合体

開放特許情報番号
L2013002656
開放特許情報登録日
2013/12/27
最新更新日
2017/8/29

基本情報

出願番号 特願2015-536591
出願日 2014/9/10
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2015/037598
公開日 2015/3/19
登録番号 特許第6150233号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 硫化リチウム−鉄−炭素複合体
技術分野 電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 硫化リチウム−鉄−炭素複合体、その製造方法、及びその用途
目的 リチウム二次電池用正極活物質として有用な硫化リチウムを主成分とする化合物において、正極利用率が高く、高容量を有し、更に、良好なサイクル特性を有する、優れた充放電特性を有する新規な材料を提供する。
効果 硫化リチウム−鉄−炭素複合体は、結晶子サイズが50nm以下という微細化された粒子であり、鉄原子が硫化リチウム結晶格子内に導入された準安定相が安定化され、炭素が均一に分散した状態の複合体である。該硫化リチウム−鉄−炭素複合体は、硫化リチウム結晶格子内に取り込まれた鉄原子が硫黄と結合を生成して内部まで導電性が向上しており、利用率が高く、硫化リチウムが本来有する高容量の特性を充分に発揮することができる。
技術概要
リチウム、鉄、硫黄及び炭素を構成元素として含む複合体であって、硫化リチウム(Li2S)を主相として含み、粉末X線回折によって得られたLi2Sの(111)面に基づく回折ピークの半価幅から算出される結晶子サイズが50nm以下であり、 前記複合体を基準としてRietveld解析により見積もられたLi2Sの存在比が90モル%以上であり、前記鉄が前記Li2Sの結晶格子内に配置してFe−S結合を形成している、硫化リチウム−鉄−炭素複合体。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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