出願番号 |
特願2009-298794 |
出願日 |
2009/12/28 |
出願人 |
公益財団法人野口研究所 |
公開番号 |
特開2011-137754 |
公開日 |
2011/7/14 |
登録番号 |
特許第5443156号 |
特許権者 |
公益財団法人野口研究所 |
発明の名称 |
前立腺癌を判定する方法 |
技術分野 |
情報・通信、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
前立腺癌を判定する新規な方法 |
目的 |
前立腺癌(PC)に罹患した被験者の前立腺特異抗原(PSA)の糖鎖を検出し、PSAの糖鎖構造に基づいてPCを的確に判定する方法を提供する。 |
効果 |
前立腺特異抗原(PSA)の糖鎖構造を検出し、その構造の差異を基に、前立腺癌であるか否かを的確に判定する方法を提供できる。更には、前立腺癌(PC)であるか良性前立腺肥大症(BPH)であるかを的確に判定する方法を提供できる。
すなわち、現行のPCのスクリーニングに汎用されている血清中のPSA濃度を測定する方法において、高いPSA値(例えば、4ng/mL以上)を示し、苦痛な2次検査である針生検を受けていた被験者についても、本発明を適用することによって不必要な検査を回避することができる。 |
技術概要
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被験者由来の試料中のPSAの糖鎖構造を分析する工程を含み、LacdiNAc(N−アセチルガラクトサミン−N−アセチルグルコサミン)を有する3本鎖以上の糖鎖が存在するときに前立腺癌であると判定することを特徴とする前立腺癌を判定する方法であり、更には、上記PSAの糖鎖構造の分析を、上記PSAに対してレクチンを作用させる方法、上記PSAに対して抗体を作用させる方法、高速液体クロマトグラフィー法もしくは質量分析法、またはこれらを組み合わせた分析手段により行う上記の前立腺癌を判定する方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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