出願番号 |
特願2013-212904 |
出願日 |
2013/10/10 |
出願人 |
国立大学法人岐阜大学 |
公開番号 |
特開2015-075428 |
公開日 |
2015/4/20 |
登録番号 |
特許第6269925号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
炭素繊維強化複合材料の検査方法および検査装置 |
技術分野 |
情報・通信、有機材料 |
機能 |
検査・検出、加熱・冷却 |
適用製品 |
炭素繊維強化複合材料成形体の品質検査および検査装置 |
目的 |
炭素繊維強化複合材料内の炭素繊維の状態の差を、製造現場で製品検査に用いることができる簡便で短時間に検出する方法および検査装置を提供する。 |
効果 |
高周波を用いてCFRP内の炭素繊維を直接加熱し、その結果生じる被検体の表面温度応答から、射出成形品の物性に大きく影響する成形品中の炭素繊維の長さや配向・分布等において、成形品ごとにバラツキがあるか否かを、非破壊で、簡易迅速に検出することができる。
成形品単位で内部の炭素繊維の形態、分散度合、繊維長、繊維量が異なれば、成形品表面の測定位置が同じであっても温度応答(昇温速度や上昇温度)が異なるので、温度応答を測定することによって内部炭素繊維の状態の違いを検出できる。 |
技術概要
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樹脂をマトリックスとする炭素繊維強化複合材料を回動可能に固定する保持手段と、前記炭素繊維強化複合材料の検査部位を加熱する高周波電磁誘導加熱手段と、前記炭素繊維強化複合材料の検査部位の温度変化を測定する測定手段と、前記温度変化の結果から炭素繊維強化複合材料内における炭素繊維の状態が、他の検査部位或いは他の炭素繊維強化複合材料と相違するか否かを検出する検出手段とを有することを特徴とする検査装置。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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