出願番号 |
特願2006-531674 |
出願日 |
2005/8/10 |
出願人 |
国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 |
WO2006/025199 |
公開日 |
2006/3/9 |
登録番号 |
特許第3955956号 |
特許権者 |
国立大学法人九州工業大学 |
発明の名称 |
誘電泳動力を用いた自己回復性限流ヒューズ |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
自己回復性限流ヒューズ |
目的 |
誘電泳動力を用いた自己回復性限流ヒューズを提供する。 |
効果 |
クラックやボイドの発生が抑制され,耐電圧を向上させ,電圧印加で発生する固体導電粒子の誘電泳動力によって自己修復特性を実現させ,例えば,固体導電粒子としてカーボンナノフィラー等を液体マトリックスに混入即ち流動分散させることによって接触電気抵抗即ちオン(ON)抵抗を低減することができ,また,地震や衝突等の機械的な衝撃や振動に対して固体導電粒子の互いの接続状態のパールチェーンが切れることで,電流遮断を行う防災,衝撃保護用素子としても機能させることができる。 |
技術概要
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絶縁容器内に充填された液体マトリックス中に固体導電粒子を流動分散させると共に互いに対向して電極を配設してPTC限流素子を構成し,前記電極間の電圧印加で発生する前記固体導電粒子の誘電泳動力によって前記固体導電粒子を前記電極間に捕集して前記電極間を橋絡する通電状態と,前記液体マトリックス中での前記固体導電粒子の蒸発・散開による遮断・限流状態とを繰り返し実現し,過電流による前記固体導電粒子の蒸発・散開による高抵抗状態を形成することによって遮断・限流動作を実現することを特徴とする誘電泳動力を用いた自己回復性限流ヒューズ。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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