出願番号 |
特願2007-510365 |
出願日 |
2006/3/14 |
出願人 |
国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 |
WO2006/103910 |
公開日 |
2006/10/5 |
登録番号 |
特許第4639339号 |
特許権者 |
国立大学法人九州工業大学 |
発明の名称 |
非破壊検査方法及び装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
非破壊検査方法及び装置 |
目的 |
コンクリート、断熱材、又は保護材料などの非磁性材構造物内部の鉄筋、配管などの磁性材を着磁させ、その磁束分布を解析することで、磁性材の腐食状態を非破壊的に評価する。 |
効果 |
構造物内の鉄筋などの検査を、簡易にかつ非破壊的に行うことを可能にして、腐食鉄筋の効率的な評価を行うことができる。これによって、本発明は土木・建築分野(建設業界)において、構造物内の鉄筋などの検査が簡単に出来ることから、トンネル、橋梁、ビルなどのメンテナンス時期を評価可能となる。また、配管(パイプ)が断熱材や保護材料で厚く覆われている場合も、断熱材や保護材料を剥離しないで配管の腐食を検査したり、地中の配管などを掘り起こさないで検査することが可能となる。 |
技術概要
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非磁性材構造物の内部に存在する磁性材の位置及び腐食状態を非破壊的に解析する非破壊検査方法において、
前記磁性材を、構造物外部から二段階で着磁し、
第一段階の着磁をした後、着磁された前記磁性材の磁束密度を、構造物外部で計測し、座標軸X方向に伸びる磁性材に直交する一つの方向をZ方向、さらに、これらに直交する方向をY方向として、計測した磁束密度のY方向成分及びZ方向成分から演算して、前記磁性材の構造物内の深さを求めることにより、磁性材位置を特定した後、交番磁場を印加することにより前記磁性材を脱磁し、
特定された磁性材位置に対向する位置で、第二段階の着磁をした後、着磁された前記磁性材の磁束密度を計測して、前記磁性材の直径に依存して変化する最大磁束密度を着磁点の近くで計測することにより腐食状態を解析することから成る非破壊検査方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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