出願番号 |
特願2005-052397 |
出願日 |
2005/2/28 |
出願人 |
国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 |
特開2006-230332 |
公開日 |
2006/9/7 |
登録番号 |
特許第4654437号 |
特許権者 |
国立大学法人九州工業大学 |
発明の名称 |
新規微生物及びそれを用いた有機性汚泥の処理方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、食品・飲料の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
新規微生物、下水汚泥、各種生物性汚泥あるいは有機性汚泥の処理方法 |
目的 |
下水余剰汚泥等の減量化及び資源化のために、効率的で且つ取扱い易い微生物を見出すこと、そしてその微生物を用いた下水汚泥等の有機性汚泥の処理法を提供すること。 |
効果 |
本発明の汚泥減量化処理は、従来の活性汚泥法において発生する下水余剰汚泥を減らす上で、新たな装置を下水処理システムに組み込む必要はない。そして、本菌株は30℃から50℃という温度領域で増殖するため、培養にかかる光熱費も比較的安価にかつ容易に実践でき、下水余剰汚泥の減量化や標準活性汚泥法の改良などの産業上の利用が期待できる。
また、下水処理場や工場の排水処理施設など、有機性汚泥を活性汚泥法等を用いて処理を行っている施設において、用いる微生物や処理方法の改善・改良等に利用することができる。 |
技術概要
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本課題は、タンパク質分解酵素を産生し、有機性汚泥の分解能力を有する、ブレビバシラス(Brevibacillus)属細菌に属するグラム陽性の新規微生物によって達成される。かかる微生物の中で好ましいのは、下水汚泥の重量濃度が25%である浮遊性固形分に対して、少なくとも10%減量化の溶解能を有する微生物、特に、受託番号FERM P−20399として寄託された、ブレビバシラス(Brevibacillus)sp. KH3の菌株である。そして、かかる微生物を用いて、有機性汚泥を可溶化することによって効率良く処理することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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