大気中の物質の飛来状態判断装置、飛来物質採取用フィルタ及び飛来状態判定プログラム

開放特許情報番号
L2013002189
開放特許情報登録日
2013/10/24
最新更新日
2015/12/16

基本情報

出願番号 特願2015-509239
出願日 2014/6/20
出願人 国立大学法人鳥取大学
公開番号 WO2014/203997
公開日 2014/12/24
登録番号 特許第5791063号
特許権者 国立大学法人鳥取大学
発明の名称 大気中の物質の飛来状態判定装置、飛来物質採取用フィルタ及び飛来状態判定プログラム
技術分野 情報・通信
機能 環境・リサイクル対策、機械・部品の製造
適用製品 大気中に含まれる黄砂や汚染物質等の飛来状況を判定する装置
目的 大気中に含まれる黄砂や汚染物質等の飛来状態を判定できる判定装置を提供すること。
効果 本発明によれば、大気中を飛来する黄砂等を付着したフィルタの色に基づいて、黄砂等の飛来状況を判定し、判定結果に基づき飛来状態を示す情報を表示できる。これにより、使用者は、大気中における黄砂等の飛来状況を容易に認識でき、飛来物質に由来する症状の発症や悪化を防止するための適切な対応をとることができる。
技術概要
APC = 0.871 × C - 0.551 × M+0.463×Y - 0.289×H+0.175×S + 0.325 × Bright+0.265 × Luminance - 90.656 …(2)

本実施形態の飛来状態判定装置1は、測定日において大気中に飛来する物質を付着させたフィルタ52の画像情報を取得するインタフェース25bと、取得した画像情報から色情報を抽出し、抽出した色情報に基づき、大気中に含まれる物質の飛来状況を判定するコントローラ11と、判定結果に基づき飛来状況を示す情報を表示する表示部17とを備える。この構成により、フィルタ52の色に基づいて、大気中に含まれる物質の飛来状況を判定できる。例えば、本実施形態では、色情報から所定の判定式(2)に基づき算出したAPC値に基づいて、判定した日が、黄砂に関する成分が他の成分に対して比較的多く飛来していると考えられる黄砂日か否かを判定する。これにより、判定した日が黄砂日であるか汚染日であるかを警告することができる。使用者は、警告を参照して飛来物質に起因する症状を予防するための適切な対策をとることができる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
Copyright © 2019 INPIT