出願番号 |
特願2013-122253 |
出願日 |
2013/6/10 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2014-042515 |
公開日 |
2014/3/13 |
登録番号 |
特許第6103702号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
ラクダ科動物抗体の熱安定化 |
技術分野 |
食品・バイオ、有機材料 |
機能 |
検査・検出、材料・素材の製造 |
適用製品 |
ラクダ科動物抗体を熱安定化する技術 |
目的 |
偶蹄目、ラクダ科動物(フタコブラクダ、ヒトコブラクダ、ラマ、アルパカ、ビクーニャ、グアナコ)の血清中には軽鎖を持たない特殊な抗体があることが知られている。該抗体の可変領域はVHHドメインと呼ばれ、抗原に結合できる免疫グロブリンフラグメントとしては最も低分子量である。ラクダ科動物抗体及びVHHドメインは比較的熱安定性が高いが、高温への暴露時間に従って活性低下がある。活性低下を抑制して熱安定性を高めた安定化ラクダ科動物抗体を提供する。 |
効果 |
高温での使用や処理による活性の低下を軽減することができる。
本発明の変異型VHH抗体は、熱安定性が高く、材料(再利用可能な病原菌捕捉フィルター)、加熱滅菌が可能な抗体医薬、熱による加工が必要なもの(プラスチック)などどの抗体ハイブリッド材料として有用である。 |
技術概要
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ラクダ科動物抗体のVHHドメインのIMGT表記において、特定のアミノ酸配列の57位及び/又は92位に相当するアスパラギン残基がセリン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸、スレオニン、アルギニン、ヒスチジン、リジン、チロシン及びシステインからなる群から選ばれるいずれかの側鎖に極性基を有するアミノ酸で置換されてなる、安定化ラクダ科動物抗体。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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