| 出願番号 |
特願2015-534361 |
| 出願日 |
2014/9/1 |
| 出願人 |
株式会社キノテック・ソーラーエナジー |
| 公開番号 |
WO2015/030235 |
| 公開日 |
2015/3/5 |
| 登録番号 |
特許第6099167号 |
| 特許権者 |
株式会社キノテック |
| 発明の名称 |
電炉ダストを原料とする亜鉛製造方法 |
| 技術分野 |
金属材料 |
| 機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
| 適用製品 |
高純度電気亜鉛(99.99%以上)の製造 |
| 目的 |
電炉による製鋼時に発生する電炉ダストから低コストで高純度亜鉛を高効率で回収する新プロセスを提供する。 |
| 効果 |
電炉ダストは、粗酸化亜鉛に転化された後、亜鉛精錬所に搬送されて亜鉛原料として乾式・湿式精錬法により亜鉛にリサイクルされている。新プロセスでは電解装置の電極サイズが10分の1程度で消費電力も20%ほど少ないコンパクトで高効率な設備となる。
このため設備費用、運転コストが従来法より低くなると考えられる。
更に、コンパクトであるため粗酸化亜鉛生産者サイトに設置できれば粗酸化亜鉛の亜鉛精錬所への搬送コストも削減できる。 |
技術概要 |
電炉ダスト又は電炉ダストを還元炉で還元した際に発生する2次ダストと塩素と酸素とを含む混合ガスを反応させて粗塩化亜鉛を得る塩化工程と、塩化工程で得られた粗塩化亜鉛から塩化亜鉛以外の成分を除去して精製塩化亜鉛を得る精製工程と、精製塩化亜鉛を溶融塩電解で亜鉛と塩素を得る電解工程からなる亜鉛の製造方法。
電解工程で生成した塩素は塩化工程にリサイクルして使用される。
溶融塩電解では弊社がシリコンの新製造法の開発で培った溶融塩電解技術を活用する。 |
| 実施実績 |
【試作】 |
| 許諾実績 |
【無】 |
| 特許権譲渡 |
【否】
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| 特許権実施許諾 |
【可】
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