出願番号 |
特願2013-533503 |
出願日 |
2012/9/12 |
出願人 |
国立大学法人東北大学 |
公開番号 |
WO2013/038666 |
公開日 |
2013/3/21 |
登録番号 |
特許第6108469号 |
特許権者 |
国立大学法人東北大学 |
発明の名称 |
ラット脳内光誘発けいれんモデル |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
モデル動物を用いたけいれんの評価方法、および抗てんかん薬等のけいれんの予防または治療薬のスクリーニング方法 |
目的 |
けいれん発作を即時に、かつ高い信頼性で誘発できるモデル動物を提供する。 |
効果 |
脳神経細胞に光受容性タンパク質を発現するトランスジェニック非ヒト哺乳動物およびウイルスベクターの感染により脳神経細胞に光受容性タンパク質の遺伝子が導入された非ヒト哺乳動物は、てんかんをはじめとするけいれん発作のモデル動物として使用することができ、抗てんかん薬等のけいれんの予防または治療薬をスクリーニングすることができる。よって、本発明の方法に従って作製したモデル動物は、けいれんのメカニズム解明や、抗けいれん薬および抗てんかん薬のスクリーニング・治療効果判定に有用である。 |
技術概要
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光刺激を用いたけいれんモデルを作製することにより、その発作活動の観察が容易なモデル動物実験系を確立するべく研究を行い、珪藻類クラミドモナスから採取した光受容性タンパク質であるチャネルロドプシン2(ChR2)を導入したトランスジェニックラットの海馬に光刺激を与えることにより、該ラットにけいれん発作を誘発できることを発見した。さらに、発明者らは、アデノ随伴ウイルス−5ベクターを用いた遺伝子導入により海馬にChR2遺伝子を導入したラットの海馬に光刺激を与えることにより、該ラットにけいれん発作を誘発できることを発見した。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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