出願番号 |
特願2013-113251 |
出願日 |
2013/5/29 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2014-231497 |
公開日 |
2014/12/11 |
登録番号 |
特許第6142994号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
腫瘍細胞への選択的取り込み能を備えている粒子及びその製造方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
腫瘍細胞に選択的に取り込ませることができる粒子及びその製造方法 |
目的 |
ホウ素等の無機材料を含むサブミクロンサイズの粒子を、腫瘍細胞に選択的に取り込ませることができる粒子及びその製造方法の提供。 |
効果 |
少ない個数で、大量のホウ素原子を細胞中に導入出来るので、10Bを20%しか含まない安価な天然ホウ素で作製した場合の粒子でも、十分な治療効果が確保出来、この粒子はがん細胞によく取り込まれ、10↑9原子の↑(10)Bを細胞内に届けることができる。
製造コストの大幅な低減を図ることが可能で、高効率BNCT用ホウ素含有薬剤、高効率ハイパーサーミア用磁性粒子薬剤、高性能光線力学治療用薬剤等の剤として有用である。 |
技術概要
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粒径サイズ200nm〜1000nmの無機粒子の表面をトランスフェリン(Tf)で修飾した腫瘍細胞への選択的取り込み能を備えていることを特徴とする粒子。無機粒子の表面を、ポリリジンで被覆した後にポリグルタミン酸で被覆し、該被覆表面にTfを修飾することを特徴とする腫瘍細胞への選択的取り込み能を備えている粒子の製造方法。特に、無機粒子が炭化ホウ素粒子であり、該炭化ホウ素サブミクロン粒子にTfを修飾する方法を開発し、腫瘍細胞中の核近傍への粒子取り込みを実現し、少ない投与量で効率よい熱中性子線を照射により腫瘍細胞破壊効果を得ようとするものである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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