光分解性架橋剤、光分解性ゲル、細胞培養器具、細胞配列・分別装置、細胞配列方法、細胞分別方法、組織体形成方法および組織体

開放特許情報番号
L2013001716
開放特許情報登録日
2013/8/14
最新更新日
2017/8/31

基本情報

出願番号 特願2015-518193
出願日 2014/5/13
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2014/188911
公開日 2014/11/27
登録番号 特許第6056111号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 光分解性架橋剤、光分解性ゲル、細胞培養器具、細胞配列・分別装置、細胞配列方法、細胞分別方法、組織体形成方法および組織体
技術分野 有機材料、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 光分解性架橋剤、光分解性ゲル、細胞培養器具、細胞配列・分別装置、細胞配列方法、細胞分別方法、組織体形成方法および組織体
目的 細胞担体として適切な含水率、適度な水溶性、および複雑かつ微細な三次元構造を構築することが可能な強度を併せ持った光分解性ゲルを製造できる光分解性架橋剤の提供。
また、前記光分解性架橋剤を有する光分解性ゲル、該光分解性ゲルを有する細胞培養器具、該細胞培養器具を使用する細胞配列・分別装置、並びに該細胞培養器具を用いる細胞配列法、及び細胞分別方法、並びに該光分解性ゲルを用いた組織体及び組織体形成方法の提供。
効果 細胞担体として適切な含水率、適度な水溶性、および複雑かつ微細な三次元構造を構築することが可能な強度とを併せ持った光分解性ゲルの製造が実現され、複雑かつ微細な三次元構造を有する組織体の形成および、より生体環境に近く信頼度の高い細胞アッセイ系が実現される。
再生医療技術の発展および新規の医薬品開発に資する。
技術概要
下記一般式(1)で表される化合物である光分解性架橋剤。
【化1】
[前記一般式(1)中、R1〜R4は、それぞれ独立して水素原子、Z、−O(CH2CH2O)n−Z、又は炭素原子数1〜20の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基を表し、Zは、光分解性のベンジル基を含み、前記ベンジル基は、アミノ基又はヒドロキシル基と縮合反応可能な活性エステル基、及び、一つまたは複数のニトロ基を前記ベンジル基のベンゼン環に有し、前記活性エステル基がN−ヒドロキシコハク酸イミドの誘導体であり、複数のA1は、連結基を表し、それぞれ独立に単結合、又は炭素原子数1〜20の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基を表し、該アルキレン基中の1個又は非隣接の2個以上の−CH2−はそれぞれ独立して−CH=CH−、−C≡C−、−O−、−CO−、−COO−、−OCO−、又はシクロへキシレン基によって置換されていてもよく、 pは1以上の整数を表し、複数存在するR2及びR4は同一でも異なっていてもよく、 R1〜R4のうちの3つ以上がZを含み、R1〜R4のうちの2つ以上が−O(CH2CH2O)n−Zである。]
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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