出願番号 |
特願2010-240882 |
出願日 |
2010/10/27 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2012-092045 |
公開日 |
2012/5/17 |
登録番号 |
特許第5935200号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
蠕虫性寄生生物由来の免疫賦活剤 |
技術分野 |
食品・バイオ、機械・加工、その他 |
機能 |
食品・飲料の製造、材料・素材の製造、機械・部品の製造 |
適用製品 |
免疫賦活剤、ワクチン開発 |
目的 |
in vivoで使用する上でTh2免疫賦活活性の十分な効果を有する物質は、未だ見つかっていないのが現状である。そのためTh2免疫賦活活性を有する物質の探索は、Th1側に傾いた免疫反応のバランスをTh2側に戻す治療薬としてだけでなく、Th2免疫賦活化の初期におけるメカニズムを解明し、アレルギーの予防又は治療薬開発のための知見を得るためにも重要であると考えられている。本発明の課題は、in vivoで強いTh2免疫賦活化を引き起こすTh2免疫賦活剤を提供することにある。 |
効果 |
従来技術によると、Th2免疫賦活化を引き起こす物質は、単なる抗原としてアジュバントが必要なものや、頻回投与による感作・チャレンジが必要なものや、in vitroでしかその活性効果が認められないのに対し、本発明のTh2免疫賦活剤によると、単回の経口投与によるTh2免疫賦活剤、特にアジュバントを併用しなくてもよい副作用の少ない免疫賦活剤の開発や、ワクチン開発に繋がることが期待でき、さらにTh2免疫賦活化の初期におけるメカニズムを解明する基礎研究にとっても有用なツールとなることが期待される。 |
技術概要 |
本発明は、寄生虫から界面活性剤を用いて抽出した界面活性剤画分から界面活性剤を除去した脱界面活性剤抽出画分を有効成分とするTh2免疫賦活剤や該免疫賦活剤の製造方法等に関する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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