出願番号 |
特願2012-055183 |
出願日 |
2012/3/12 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2012-108163 |
公開日 |
2012/6/7 |
登録番号 |
特許第5464385号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
石綿検出方法、石綿検出剤および石綿検出キット、並びに、石綿が病因または増悪因子となる疾病を予防または治療する薬剤候補物質のスクリーニング方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
検査・検出、環境・リサイクル対策、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
石綿に特異的に結合するタンパク質を用いて試料中の石綿を検出する方法、当該タンパク質を含む石綿検出剤、当該石綿検出剤を備える石綿検出キット、当該タンパク質を用いた石綿が病因または増悪因子となる疾病を予防または治療する薬剤候補物質のスクリーニング方法 |
目的 |
石綿と特異的に結合し得るタンパク質を見出し、迅速・簡便な石綿検出方法を実現し、さらに、哺乳動物の呼吸器系器官に存在し、石綿と特異的に結合し得るタンパク質を見出し、石綿が病因または増悪因子となる疾病を予防または治療する薬剤の候補物質をスクリーニングする方法を提供する。 |
効果 |
本発明に係る石綿検出方法、石綿検出剤を用いれば、試料中における石綿の有無を迅速かつ簡便に検出することができる。また、生体試料を対象とすれば、石綿健康被害の診断に応用することができる。
本発明に係るスクリーニング方法を用いることにより、石綿が病因または増悪因子となる疾病を予防または治療する薬剤の候補物質を簡便かつ効率的にスクリーニングすることができる。
本発明は、公衆衛生、環境衛生、医療などの分野に利用することができる。さらに、製薬産業や基礎医学などの分野に利用することができる。 |
技術概要
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石綿と特異的に結合し得るタンパク質を見出し、当該タンパク質または当該タンパク質とレポータータンパク質との融合タンパク質を試料中の石綿と結合させ、石綿と結合した当該タンパク質または融合タンパク質を検出することにより、試料中の石綿を迅速・簡便に検出できる。また、石綿と特異的に結合し得るタンパク質として見出されたアクチンと石綿との結合を阻害する物質は、石綿が病因または増悪因子となる疾病を予防または治療する薬剤の候補物質となる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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