出願番号 |
特願2011-529900 |
出願日 |
2010/8/31 |
出願人 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
公開番号 |
WO2011/027739 |
公開日 |
2011/3/10 |
登録番号 |
特許第5658672号 |
特許権者 |
国立大学法人長岡技術科学大学 |
発明の名称 |
蛋白質フリー天然ゴム及びそのラテックスとそれらの製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
蛋白質フリー天然ゴムおよびそのラテックス |
目的 |
アレルギーを誘発するおそれが極めて低い、蛋白質フリー天然ゴムおよびそのラテックス、並びにそれらの効率的な製造方法を提供する。 |
効果 |
(1)アレルギーを誘発するおそれがきわめて低い蛋白質フリー天然ゴムラテックスを短時間で効率良く得ることができる。
(2)蛋白質の除去に不向きな高アンモニア天然ゴムラテックスを原料として使用した場合でも、蛋白質フリー天然ゴムラテックスを効率良く製造することができる。
(3)本発明により得られる蛋白質フリー天然ゴムラテックスは、手袋等の家庭用品、手術用手袋、カテーテル等の医療用具、授乳用具、避妊具等に幅広く利用できるものである。したがって、安全性の高いこれらの製品の製造原料としてきわめて有用である。 |
技術概要
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本発明では、天然ゴムラテックスに尿素系化合物、界面活性剤および極性有機溶媒を添加し、当該ラテックス中の蛋白質を変性処理した後に除去する。この方法によって、RRIM試験法により測定した窒素含有率において0.001%以下のレベルであり、改良ローリー法により測定した天然ゴムラテックスを乾燥して得られる固形ゴム中の蛋白質量が、0.5μg/g以下のレベルである蛋白質フリー天然ゴムラテックスを得ることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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