出願番号 |
特願2009-276586 |
出願日 |
2009/12/4 |
出願人 |
国立大学法人富山大学 |
公開番号 |
特開2010-156046 |
公開日 |
2010/7/15 |
登録番号 |
特許第5531176号 |
特許権者 |
国立大学法人富山大学 |
発明の名称 |
アルミニウム合金 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
6000系アルミニウム合金 |
目的 |
強度や延性に優れ、しかも時効硬化速度が速く、建築分野のほか自動車などでの使用にも適した6000系アルミニウム合金を提供すること。 |
効果 |
従来は6000系の使用が難しかった過酷な荷重が作用する箇所でも、本発明による合金であれば使用可能で、自動車の軽量化など様々な分野に貢献できる。また時効硬化速度の向上によって、エージングの時間短縮が実現することから、この際のエネルギー消費を削減できるほか、焼き付け塗装とエージングを同時に行うことも可能になり、生産性の向上が期待できる。
銅および銀の含有量の上限を抑制することで、銅および銀の使用量を抑制しながらも、最高強度の向上と延性の確保といった相反する二つの特性を兼ね備えており、コストを抑制できる。 |
技術概要
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アルミニウム合金に、マグネシウムを0.45〜1.0wt%、ケイ素を0.2〜0.8wt%、銅を0.1〜1.0at%、銀を0.1〜1.0at%添加することで、成形性や耐食性に優れた6000系としての特性を維持でき、しかもCuとAgの複合添加によって、従来知られていたCuによる最高強度の増加とAgによる延性の向上といった相反する二つの特性を打ち消し合うことなく発揮できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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