出願番号 |
特願2013-025429 |
出願日 |
2013/2/13 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2014-151303 |
公開日 |
2014/8/25 |
登録番号 |
特許第6061295号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
懸濁粒子濃縮方法および装置 |
技術分野 |
機械・加工、情報・通信、食品・バイオ |
機能 |
機械・部品の製造、加圧・減圧 |
適用製品 |
懸濁粒子個数密度を濃縮する方法 |
目的 |
自然状態の分布に加える擾乱が少なく深度設定が正確にでき、凝集、つぶれなどが生じない、プランクトン等の懸濁粒子濃縮方法および装置を提供する。 |
効果 |
自然状態の分布に加える擾乱が少なくまた、例えば10cm程度空間分解での鉛直分布も測定できる。
プランクトンの確保と濃縮を別過程で行うので、凝集、つぶれなどの心配が減り、プランクトンの性状に与える影響がすくない。
また、従来のプランクトンネットではネットの長さが長く船上でのとりまわしに困難が伴っていたが、本発明ではネットの扱いが容易になる。高い精度で捕捉する体積を決めることができ、粒子数密度の値が従来のものより正確である。 |
技術概要
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蓋と、容器と、容器又は蓋に設けた伸縮自在の筒状部材と、該筒状部材の伸長手段及び収縮手段を備えた懸濁粒子濃縮装置であって、前記伸長手段は、容器側から伸縮自在の筒状部材を蓋まで伸長することにより、又は、蓋側から伸縮自在の筒状部材を容器まで伸長することにより、蓋と伸長した筒状部材と容器とで画定された密封空間内に懸濁粒子を補捉し、前記収縮手段は、筒状部材を収縮することで蓋と筒状部材と容器とで画定された密封空間の体積を小さくして懸濁粒子個体数密度をあげるとともに、伸長により捕捉する動作と収縮による濃縮作業を二段階にわけることで捕捉を短時間で行い、粒子の性状を変えないように濃縮することを特徴とする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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