出願番号 |
特願2014-558422 |
出願日 |
2013/7/26 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2014/115356 |
公開日 |
2014/7/31 |
登録番号 |
特許第6085890号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
エステル交換触媒及び該触媒を用いたバイオディーゼル燃料の製造方法 |
技術分野 |
機械・加工、有機材料 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
エステル交換触媒及び該触媒を用いたバイオディーゼル燃料の製造方法 |
目的 |
水分や遊離脂肪酸存在下であってもバイオディーゼル燃料を高選択的、高収率、低コストで製造することができるバイオディーゼル燃料製造用触媒、及びこの触媒を使用したバイオディーゼル燃料の製造方法を提供する |
効果 |
チタン含有メソポーラスシリカを含む固体触媒を用いて、エステル交換を効率よく行うことができる。特に、油脂類とアルコールのエステル交換によるバイオディーゼル燃料を効率よく製造することができる。
従来技術においては反応阻害物である遊離脂肪酸も同時にエステル化することができるため、燃料の収率は高くなる。
燃料規格に適合した、バイオディーゼル燃料を製造することが可能である。
触媒はリサイクル使用が可能であり、廃触媒や汚水排出もなく、プロセスも簡略化できるなど、高い経済性や環境調和型技術を提供する。 |
技術概要
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骨格構成元素としてTiとSiを有し、細孔径が5nm以上であり、SBA−15であるか、又は、メソ構造体構造(MCF)を有するチタン含有メソポーラスシリカからなるエステル交換触媒の存在下、油脂類とアルコールとのエステル交換反応により脂肪酸アルキルエステルを得るバイオディーゼル燃料の製造方法であって、前記バイオディーゼル燃料の原料油が、1質量%〜10質量%の水分と前記油脂類として脂肪酸とを含み、エステル交換中に前記原料油中の前記水分及び遊離脂肪酸を除去する工程を含まないことを特徴とするバイオディーゼル燃料の製造方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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