出願番号 |
特願2009-133932 |
出願日 |
2009/6/3 |
出願人 |
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2010-281483 |
公開日 |
2010/12/16 |
登録番号 |
特許第5472863号 |
特許権者 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
ステージング型燃料ノズル |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
ガスタービンエンジンのステージング型燃料ノズル |
目的 |
エンジンの低中負荷時における燃焼効率の更なる向上、並びにエンジンの中高負荷時における更なるNOx低減に寄与するステージング型燃料ノズルを提供する。 |
効果 |
エンジンの低負荷時において、燃焼器内に安定な再循環流を形成することができるため、パイロット火炎の燃焼効率を向上させることが出来る。
エンジンの中負荷時において、燃料の微粒化を促進することができ、燃焼効率の向上及びNOx排出の低減を行うことができる。
エンジンの高負荷時において、空気流によってメイン空気流路の内側壁面に付着した燃料を微粒化し空気との混合を促進させ、燃焼効率の向上およびNOx低減に寄与するようになる。 |
技術概要
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メイン空気流路21の入口に、プリフィルマー23aおよびセパレータ23bによって隔壁された3重環状構造のメインスワーラ22を配設し、メイン燃料噴射孔28が設けられたメイン空気流路21の内側壁面近傍をメインスワーラ22の最内面(小スワーラ22aの最内面)より半径方向外側に膨らんだ構造とする。また、メイン燃料噴射孔28とプリフィルマー23aまでの距離Lは、プリフィルマー23aと「メイン燃料噴射孔28が設けられたメイン空気流路21の内側壁面」との間の有効開口面積が小スワーラ22aの有効開口面積に等しくなるように設定する。また、メインスワーラ22の各スワーラの旋回方向は最内側を正とした場合、半径方向外側に沿って正・逆・正の方向とする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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