出願番号 |
特願2008-151165 |
出願日 |
2008/6/10 |
出願人 |
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2009-297589 |
公開日 |
2009/12/24 |
登録番号 |
特許第4266239号 |
特許権者 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
二流体微粒化ノズル |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
気流により液体を微粒化する手段として用いる二流体微粒化ノズル |
目的 |
構造が簡単なものであって、気体の圧力が低い場合においても、従来の形態の二流体微粒化ノズルに比べ単位時間当たりより多くの液体をより微細に微粒化できる新規な二流体微粒化ノズルを提供する。 |
効果 |
比較的低い圧力による流速の小さな気流でも良好な微粒化を実現できる。また、液柱状に流出させる場合に比べ、液体の流量を増大した場合の微粒化性能の低下が極めてすくなく、1本当たりの処理能力を大きくできる。
二流体微粒化ノズルにおいては、液体の流量が設計点より著しく少ない場合でも確実に液膜を形成できるので、広い流量範囲にわたって良好な微粒化を維持できる。
また、気流旋回器は、管径を細くする必要が無く、液体噴出孔と液体供給器の内径とを一致させることもできるので、つまりを起す危険性がさらに小さくなる。 |
技術概要
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本発明の二流体微粒化ノズルは、液体供給器、液膜形成器、気体供給器、気流旋回器、外筒とからなり、前記液膜形成器は、その基部から先端の第1の円形開口に延びる回転対称の内周壁面を有し、前記気流旋回器は半径流方式で、前記外筒は、その先端部壁に前記第1の円形開口と同心に第2の円形開口が開口し、気流の一部が前記外筒の内周面から前記液膜形成器の内周壁面で囲まれた空間に旋回流となって流入して前記第1の円形開口から噴出する第1の流路と、気流の他の一部が、前記第2の円形開口の内周壁と前記第1の円形開口の外周壁との間の環状開口から噴出する第2の流路を備えるものとした。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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