出願番号 |
特願2011-067365 |
出願日 |
2011/3/25 |
出願人 |
学校法人同志社 |
公開番号 |
特開2012-201925 |
公開日 |
2012/10/22 |
登録番号 |
特許第4916040号 |
特許権者 |
学校法人同志社 |
発明の名称 |
電解採取用陽極および該陽極を用いた電解採取法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
電解採取用陽極、および硫酸系電解液を用い、酸素発生を生じる陽極を用いて電解採取を行う電解採取法 |
目的 |
硫酸系電解液を用いる電解採取において、被覆チタン電極に比べて触媒層のコストおよび陽極のコストを低下させることができる電解採取用陽極を提供する。
また、硫酸系電解液を用いる電解採取法において、電解採取の電力量原単位を低減することが可能で、かつ陽極にかかる初期コスト・維持コストも低く、したがって電解採取プロセス全体のコストを低減できる電解採取法を提供する。 |
効果 |
硫酸系電解液を用いる金属の電解採取において、採取する金属の種類に関わらず、電解採取時の電解電圧を低減することが可能となり、これによって電力量原単位を大幅に削減できる。また、
長期間の電解採取において電解電圧の上昇を抑制することもできる。
副反応によって陽極上に析出・蓄積する酸化物、オキシ水酸化物、その他の化合物を取り除く必要がなくなる、または軽減されることから、陽極のダメージ・メンテナンス・交換が抑制され、陽極の寿命が長くなるとともに、製造コストを大幅に低減でき、連続的かつより安定した電解採取が可能になる。 |
技術概要
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本発明の電解採取用陽極は、硫酸系電解液を用いる電解採取の陽極であって、非晶質の酸化ルテニウムと非晶質の酸化タンタルを含む触媒層を導電性基体上に形成したものであり、また本発明の電解採取法は、硫酸系電解液を用いる電解採取法であって、本発明の電解採取陽極を用いるものである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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