出願番号 |
特願2009-191094 |
出願日 |
2009/8/20 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2011-041500 |
公開日 |
2011/3/3 |
発明の名称 |
酵母Cyniclomycesguttulatusの分離・同定方法およびそれに用いるキット |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
真菌である酵母Cyniclomycesguttulatusの分離・同定方法、それに用いるキット |
目的 |
1)培養のための準備が煩雑で小動物臨床現場(動物病院)で簡便に出来る検査ではなく、
2)外注検査に真菌分離と指定して検体を提出しても炭酸ガス培養が必要なため、培養結果は陰性と判断される可能性があり、しかも
3)本菌種の分離同定を取り扱っている検査業者がないため簡便な検査培地を入手する。 |
効果 |
炭酸ガス培養装置を使用し、かつpHを下げたりして、酵母C.guttulatus以外の菌類の発育を阻止して、コロニー純化を繰り返し、単一の酵母C. guttulatusコロニーを得ていた従来技術に対し、簡便にかつ炭酸ガス培養装置を用いずに該酵母の分離ができるようになった。
また、キットとして、その培地と摂取器具等が提供されることのより、今まで以上の簡便さをもって、獣医科領域の各種検体中の酵母C. guttulatusの存在を判定することができ、治療方針を立てる上での情報を提供できる。 |
技術概要
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滅菌密封した容器の高層YPGA寒天培地〔YPGA寒天培地の組成は、1%(w/v)酵母エキス(イーストエキストラクト)、2%(w/v)ブドウ糖、1%(w/v)ペプトン、および1.5%(w/v)寒天〕中に、検体を滅菌した先鋭な形状の検体採取並びに該高層寒天培地中に穿刺および塗布可能な器具をもって採取し、更に穿刺および塗布し、35℃から37℃の条件下で培養を行い、該高層寒天培地中の独立なコロニーを採取することを特徴とする、真菌Cyniclomyces guttulatusの分離方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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