電力伝送システムの電力効率制御方法及び電力効率制御プログラム

開放特許情報番号
L2013000289
開放特許情報登録日
2013/2/27
最新更新日
2016/7/27

基本情報

出願番号 特願2012-253638
出願日 2012/11/19
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2014-103754
公開日 2014/6/5
登録番号 特許第5939637号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 電力伝送システムの電力効率制御方法及び電力効率制御プログラム
技術分野 電気・電子
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 電力伝送システムの電力効率制御方法及び電力効率制御プログラム
目的 磁場共鳴方式の無線電力伝送システムにおいて、送電装置だけで受電装置の電力の推定を可能にし、受電装置へ送信する電力の効率を最大にする。
効果 電力効率を最大化することができ、受信装置の構成の簡略化、小型化及び低コスト化を実現できる。
体内埋め込み型の医用機器やホルスター心電計などの携帯医用機器に用いることができ、さらに非接触ICカードへの電力伝送、携帯電話等の可搬型携帯無線通信端末の2次電池への非接触充電、電気自動車への非接触充電、自律分散型無線ネットークを構築する無線通信装置への無線電力伝送、その他情報機器や玩具など、無線により電力を伝送する無線電力伝送システム全般に適用することができる。
技術概要
伝送すべき電力を送信する送電装置と、前記送電装置から送信された前記電力を受信する受電装置のそれぞれを、同じ共振周波数をもつ同じ共振回路を備える対称型の回路構成とし、かつ、前記送電装置及び前記受電装置を、それぞれの前記共振回路を構成するコイルで誘導結合した磁場共鳴方式の電力伝送システムの電力効率制御方法であって、
前記送電装置の前記受電装置との無結合時における第1の送電電流の最大値と前記共振回路の共振周波数を取得する取得ステップと、
前記送電装置と前記受電装置とを誘導結合した状態で、前記取得ステップで取得した前記共振周波数における前記送電装置の第2の送電電流を測定する電流測定ステップと、
前記第1の送電電流の最大値で前記第2の送電電流を除算して規格化送電電流を算出する規格化送電電流算出ステップと、
前記規格化送電電流が所定値以上であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによる判定結果に応じて、前記送電装置の電源周波数を可変制御する周波数制御ステップと
を含むことを特徴とする電力伝送システムの電力効率制御方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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