TCA生成能の低い麹菌及びその作出方法

開放特許情報番号
L2013000199
開放特許情報登録日
2013/2/7
最新更新日
2017/9/27

基本情報

出願番号 特願2011-144214
出願日 2011/6/29
出願人 独立行政法人酒類総合研究所
公開番号 特開2013-009624
公開日 2013/1/17
登録番号 特許第6176597号
特許権者 独立行政法人酒類総合研究所
発明の名称 TCA生成能の低い麹菌及びその作出方法
技術分野 食品・バイオ
機能 その他
適用製品 TCAの生成能が低下した麹菌の作出方法
目的 麹菌においてTCPからTCAへの変換に関与する酵素をコードする遺伝子を同定し、清酒のカビ臭の主要な原因物質であるTCAの生成を防止することができる新規な手段を提供する。
効果 製麹工程でTCPのTCAへの変換に関与する主要なO-メチルトランスフェラーゼをコードする麹菌遺伝子が初めて同定され、TCP存在下でも製麹中のTCA生成が抑制される麹菌が初めて提供された。本発明の麹菌を用いて麹を製造し、この麹を原料として清酒を製造すれば、TCPが含まれているおそれのある木製用具等を使用しても、製麹中のTCA生成を大幅に抑えることができるため、TCA含量が低くカビ臭のない清酒を製造することができる。
技術概要
麹菌においてAO080521000231遺伝子の発現を低下又は欠失させることを含む、2,4,6-トリクロロアニソール生成能が低下した麹菌の作出方法を提供した。該遺伝子の発現の低下又は欠失は、例えば遺伝子破壊により行なわれる。該遺伝子の発現が低下又は欠失した麹菌によれば、TCA含量が低くカビ臭のない清酒を製造することができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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