睡眠障害のバイオマーカーの計測方法
- 開放特許情報番号
- L2013000156
- 開放特許情報登録日
- 2013/1/25
- 最新更新日
- 2017/9/27
基本情報
出願番号 | 特願2012-234036 |
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出願日 | 2012/10/23 |
出願人 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2014/5/12 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 | 概日リズムの乱れを予測するためのバイオマーカー |
技術分野 | 情報・通信 |
機能 | 制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 | ストレスにより惹起される睡眠障害を計測評価するための方法及びそのためのマーカー |
目的 | 概日リズム睡眠障害などの体内時計の乱れに起因する生体リズムの乱れを化学的な計量法を用いて可視化して予測するための方法を提供する。
特に、概日リズム睡眠障害を正確かつ簡便に診断およびリスク評価するためのマーカーを提供する。 |
効果 | 本発明に係る睡眠障害リスク評価法は、末梢血を用いた評価が可能であるため、簡便におよび客観的に睡眠障害を可視化してその程度や推移を判定できる。
従って、睡眠障害が疑われるにもかかわらず睡眠障害を訴えていない場合であっても被験者の血液中の睡眠障害を表現する特徴因子の存在比を測定するだけで、ストレス性の睡眠障害など概日リズム睡眠障害であるか否かを判定できる。 また、本発明は、睡眠障害治療薬の治療効果の判定や新規治療薬のスクリーニングに利用できる。 さらに、本発明は、慢性疲労症候群の診断やリスク評価にも有用である。 |
技術概要![]() |
被験哺乳動物由来の試料中における睡眠障害を表現する特徴因子の相対的な含有比率を、概日リズム睡眠障害マーカーとして用いることを特徴とする、被験哺乳動物が概日リズム睡眠障害および/又は概日リズムの乱れを有するか否か、またはそれらの発症リスクを有するか否かを判定する方法であって、
(1)被験哺乳動物由来の試料中の睡眠障害を表現する特徴因子の相対的な含有比率を測定する工程、 (2)工程(1)で得た測定値を、健常哺乳動物由来の試料中の睡眠障害を表現する特徴因子の相対的な含有比率の値と比較する工程、および (3)工程(1)で得た測定値と、工程(2)の値に有意差がある場合に、被験哺乳動物が概日リズム睡眠障害および/又は概日リズムの乱れを有する、またはそれらの発症リスクを有すると判定する工程 を含み、ここで、睡眠障害を表現する特徴因子として、塩、アミノ酸、脂質、糖質、アミン、アミド、ベタイン、カルボニル化合物、ヒドロキシカルボニル化合物、グリセロール、クレアチン、ならびに、タンパク質および核酸およびそれらの分解物からなる群から選択される少なくとも2つ以上の化合物を使用する、前記方法。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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