出願番号 |
特願2011-124782 |
出願日 |
2011/6/3 |
出願人 |
国立研究開発法人森林総合研究所、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター |
公開番号 |
特開2012-250439 |
公開日 |
2012/12/20 |
発明の名称 |
有害化学物質低減ホットプレス装置 |
技術分野 |
機械・加工、土木・建築、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、加熱・冷却、接着・剥離 |
適用製品 |
木質ボード製造技術において、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、イソシアネート樹脂等の石油系樹脂を接着剤として使用することにより接着耐久性や操作性を従来どおり確保する一方、有害化学物質が低減されシックハウス症候群の発生を低減できる木質ボード |
目的 |
単板状物、圧延により解繊したシート状物、細いスティック状物、フレーク状物及びストランド状物の少なくとも1以上の集合体からなる木材原料に接着剤を塗布または撒布して一対の熱盤を具えるホットプレスの熱圧により木質ボードを形成するのに併せて前記接着剤の加熱により発生した有害化学物質を排出手段により強制的に外部に放散させてなる有害化学物質低減木質ボードの製造方法を提供する。 |
効果 |
木質ボード製造技術において、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、イソシアネート樹脂等の石油系樹脂を接着剤として使用することにより接着耐久性や操作性を従来どおり確保する一方、有害化学物質が低減されシックハウス症候群の発生を有意義な程度にまで低減できる木質ボードの提供。 |
技術概要 |
木質ボードの熱圧成形は接着剤の加熱により発生した有害化学物質を強制的に外部に放散させ排出手段を具えたホットプレスにおいて、排出手段は木材原料に連接される高圧空気供給手段とこれに連通する高圧空気源とを具えてなり、木材原料の熱圧時に前記高圧空気供給手段より高圧空気を送給して木材原料を上下両面において加圧するとともに、送給された高圧空気を木材原料の側面から排気させるのに併せて木材原料内部に発生滞留する水蒸気ならびに有害化学物質を強制的に放散させる構成を具備して、木質ボードを製造する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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