適用製品
従来の方法と比較して安価な抗体活性を利用したアフィニティー担体を提供することが可能となり、様々な病原体の検出・同定や疾病診断を目的とした新しいバイオマテリアルとしての有効である
目的
絹糸から抗体をその結合性や抗原特異性を維持させたまま、内在性タンパク質を遊離・除去する工程等を要せずに非常に簡便に調製することを可能とする、抗体の製造方法を提供する。
効果
抗体をその結合性や抗原特異性を維持させたまま、非常に簡便に絹糸から調製することが可能となる。一本鎖抗体の元になったモノクローナル抗体(親抗体)と同程度の極めて高い結合性及び抗原特異性を有しており、さらにはその一本鎖抗体に融合しているフィブロインタンパク質等から構成されるシルクパウダーを担体として利用することもできる。安価な抗体活性を利用したアフィニティー担体を提供することが可能となり、様々な病原体の検出・同定や疾病診断を目的とした新しいバイオマテリアルとしての有効である。
技術概要
抗体として一本鎖抗体(scFv)を選択し、このscFvをフィブロインタンパク質と融合させて絹糸に発現させ、これにより得られた絹糸に対し精錬せずに溶解と再構成の処理を行うことにより、結合性及び抗原特異性を高く保持した一本鎖抗体を製造できることを見出した。
特許権実施許諾:
可
実施権条件:
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。