出願番号 |
特願2011-110173 |
出願日 |
2011/5/17 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2012-239952 |
公開日 |
2012/12/10 |
発明の名称 |
還元性有機物を原料とするフェントン反応触媒 |
技術分野 |
化学・薬品、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
幅広い産業分野で普及が期待される。食品や医療、公衆衛生、農業、環境浄化などに利用することができる。人体や環境に対して安全な殺菌方法、汚染物質分解方法を提供することが可能となる。またフェントン反応触媒を用いたルミノール反応等による化学発光方法を提供する |
目的 |
二価鉄を長期間安定維持できるフェントン反応触媒を開発し提供する。従来のフェントン反応触媒には見られない、三価鉄や金属鉄(安価な鉄供給原料)についても二価鉄に変換して原料として利用可能なフェントン反応触媒を製造して提供する。 |
効果 |
二価の鉄を長期間安定維持できる安定したフェントン反応触媒を提供する。三価鉄や金属鉄についても二価に変換して長期安定維持できるフェントン反応触媒を製造することが可能となる。安価な原料(例えば硫酸鉄や塩化鉄などの鉄化合物、土壌、金属鉄など)を鉄供給原料として用いるフェントン反応触媒を提供する。還元性有機物として、アスコルビン酸、ポリフェノール含有植物体成分、植物体乾留液成分を用いるものであるため、人体や環境に対して、安全性の高いものである。 |
技術概要 |
特定の還元性有機物(アスコルビン酸、ポリフェノール含有植物体成分、植物体乾留液成分)と鉄供給原料を、水存在下にて所定割合で混合して得られる反応生成物を活性成分としてなるフェントン反応触媒を提供する。このフェントン反応触媒を用いることを特徴とする、殺菌方法、汚染物質分解方法、化学発光を利用した発光方法、を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
|