出願番号 |
特願2012-214396 |
出願日 |
2012/9/27 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2014-072536 |
公開日 |
2014/4/21 |
登録番号 |
特許第5911016号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
通信制御装置及び通信制御プログラム |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
通信制御装置及び通信制御プログラム |
目的 |
ネットワーク調停を行う特別な管理ノードによる通信タイミングの指示を必要とせず、ネットワークを構成するノード数及びネットワークのトポロジーに応じた準最適な発信周期と通信タイミングを各ノードが自律分散的に調整する。 |
効果 |
集中的な管理サーバによる通信タイミングの指示を必要とせず、ネットワークを構成するノード数及びネットワークのトポロジーに応じて準最適な発信周期と通信タイミングがノード間の相互作用により自律分散的に調整されるため、ノード間通信の衝突を避けネットワークの利用効率を向上させることができる。
ノードの故障や移動に伴うネットワークのトポロジーの変化に対しても、ネットワークの再構成がノード間で自律分散的に実現されるため、故障やスケールの変化にも強い頑健なネットワークを構築・維持することができる。 |
技術概要
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相互通信手段11は隣接ノードとの間で通信パケットを送受信する。発信周期算出機構14は隣接ノードのノード情報、隣接ノードの近傍ノード情報及びネットワーク内で共有される最大の分割ノード数情報に基づき、自ノードの通信パケットの発信周期を算出する。発信周期調整機構15は、発信周期による自ノードの発信タイミングと他ノードからの受信タイミングとの差に応じて発信周期を調整する。通信パケット生成部16は隣接ノードのノード情報、ノード間通信データなどをまとめて通信パケットを生成する。発信制御機構17は調整後の発信周期に基づくタイミングで通信パケットを発信する。
本発明の通信制御装置は、P2P通信による自律分散的な時間分割アルゴリズムを備えて、ノードの数、ネットワーク形態によらず自律的にネットワークを構成、修復可能であり、例えばN:N通信を可能とする赤外線通信装置として利用できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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