出願番号 |
特願2012-210853 |
出願日 |
2012/9/25 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2014-065784 |
公開日 |
2014/4/17 |
登録番号 |
特許第6011852号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
ポリマー材料の表面処理方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ポリマー材料の表面処理方法 |
目的 |
従来のポリマー表面の改質方法に用いられてきたフッ素等の有毒ガスを使用することなく、プラズマ処理のための大型装置を使用することなく、またフッ素官能基含有前駆体を合成するための煩雑な操作を施すことなく、安全、かつ簡便にポリマー材料表面上にフッ素官能基を導入する方法を提供する。 |
効果 |
ポリマー材料表面上にフッ素官能基を導入することができる。また、従来用いられてきた有毒ガスを使用することがなく、安全に、煩雑さを伴うことなく、ポリマー材料の表面に、前記ペルフルオロアルキル基を結合させることができる。
種類によっては耐熱性、耐薬品性、耐光性に劣るポリマー材料において、室温下での反応および無溶媒での反応も可能であることから、適切な反応手法を用いることにより広範囲でのポリマー材料への適用が可能となり、また光照射による基材劣化を起こすことなく、ポリマー材料表面上にフッ素官能基を導入する効果がある。 |
技術概要
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下記一般式(1)で表されるペルフルオロアゾアルカンの存在下で、ポリマー表面に紫外光を照射して、ポリマーの表面にペルフルオロアルキル基を化学結合させることにより、ポリマー材料表面上にフッ素官能基を導入して表面を改質する。
R↓FN=NR↓F (1)
(式中、R↓Fはペルフルオロアルキル基を示す。) |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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