染毛方法

開放特許情報番号
L2012003448
開放特許情報登録日
2012/12/11
最新更新日
2014/2/27

基本情報

出願番号 特願2007-110209
出願日 2007/4/19
出願人 中田 滋
公開番号 特開2008-056656
公開日 2008/3/13
登録番号 特許第5070369号
特許権者 中田 滋
発明の名称 染毛方法
技術分野 化学・薬品、生活・文化
機能 材料・素材の製造、その他
適用製品 ヘアカラー剤
目的 髪のベースカラーによって異なる染め上がりの違いを解決し、既存のカラー技術では不可能な域の、日本カラー協会のレベルスケールでの9レベルで白髪を染める事。

既存の薬剤の様に補色を配合すると互いの色を消し合う為に彩度が下がる。
本発明は、彩度を大幅に上げる事で希望通りの色に染め上げ、高明度の白髪染めを実現させる為のものである。

既存の薬剤を用いては、複雑な調合が必要となるが、本発明を元に色素の配合をした商品を販売すれば誰でも簡単に再現する事が可能である。
効果 髪質に関係なく、一回の塗布で、ベースカラーに影響されずに、各メーカーが配布しているカラーチャートのままの色で染め上がり、白髪染めでは、9レベルまでの白髪染めが可能。

現行では、既存のカラー剤を調合する事で施術しておりますが、調合が複雑な為、一般的に普及させる事は難しく、単品で同等以上の染め上がりになるカラー剤を作れば、誰でも簡単に9レベルの白髪染めが実現できます。

また、邪魔な補色などを入れずに、本発明の意図とするカラー剤を作れば、10レベル11レベルにまで明度を上げる事も可能です。
技術概要
 
白髪を奇麗に染めるという事は、白髪と黒髪とを同じ色に染めるという事。
それは、高明度である程難しくなりますが、明度を上げても彩度を下げなければ、高明度で白髪と黒髪とを同じ色に染める事ができます。
既存のカラー剤の様に、補色の理論では、互いの色を消し合う為に彩度が下がります。

それに、人それぞれが持つ色素の色を考慮しなければ、自由に色を出せませんが、それも補色の理論には限界があります。

本発明では、補色を用いず、髪の色素に合わせて色素を配合する事で、ベースカラーをニュートラルブラウンに傾けつつ、求める色見を出す為の理論です。

一例を挙げれば、イエローベースの髪には、補色の理論では紫を入れて黄色を消しますが、本発明は、イエローベースに対して赤を用いてニュートラルブラウンに傾ける事で、彩度を保ちつつ明度を上げていきます。

マンセルシステムで、補色の関係にある色は180度の位置にありますが、本発明では90度の位置にある色を用いてニュートラルブラウンに傾ける理論になります。
実施実績 【有】  美容室のカラー率が低下している中、当サロンではカラー率は毎年上昇しており、40%を超えております。
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 本発明を用いたカラー剤の開発と販売をお願いできる化粧品メーカー様。

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 既存の薬剤ではカラーチャートと同じ色に仕上がる事の方が少ないのが現状ですが、本発明を用いる事でカラーチャート通りの色に染め上げる事が出来る様になる。
改善効果2 白髪が出始めたが、黒染めには抵抗がある30代以上の世代に、白髪染めではなく、オシャレ染めと同じ感覚でお好きな色を選んで頂けて好評を頂いております。
改善効果3 カラー剤の塗布は、一回だけですので、時間もコストも従来のカラーと同じです。
アピール内容 本発明を市販のホームカラーに用いる場合には、カウンセリングシートを作る事で、お客様が店頭で自分に合ったカラー剤を選ぶ事ができます。

また、商品開発に必要な技術は、色素の配合のみですので、特別な設備投資や、特別な技術は必要としません。

画期的なカラー剤を開発し、販売して頂けるメーカー様、ご連絡下さい。
出展実績 滋賀県商工連会報の取材を受け、2013年1月号 裏表紙に掲載。

登録者情報

登録者名称 中田 滋

技術供与

ノウハウ提供レベル
量産仕様の提供 【可】
技術指導 【可】
期間 商品が発売できる域に至るまで。
技術指導料 【 】ご相談の上の契約と致します。

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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