出願番号 |
特願2011-534275 |
出願日 |
2010/9/29 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
WO2011/040469 |
公開日 |
2011/4/7 |
登録番号 |
特許第5674046号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
新規ペースメーカ細胞 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
心臓ペースメーカ細胞、詳細には心拍数をコントロールできるペースメーカ細胞、その取得方法、その使用等 |
目的 |
ペースメーカ細胞の細胞表面に特異的に存在するイオンチャネルを指標としてペースメーカ細胞を選別、採取する。 |
効果 |
心拍数をコントロールできるペースメーカ細胞が提供される。本発明のペースメーカ細胞は、心拍数の制御を随時にかつ随意に行うことができるため、患者のQOLの低下を防止することができる。また、ペースメーカ細胞の取得方法においては、ES細胞・iPS細胞の遺伝子改変を必要とせずにペースメーカ細胞だけを得ることができるので、再生医療への応用にも適している。
本発明のペースメーカ細胞を一定数以上集合させて細胞塊として心筋に移植すると、ペースメーカ機能が強力かつ長続きする。 |
技術概要
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HCN4チャネルとNaチャネルを有し、Naチャネルの制御により心拍数をコントロールできるペースメーカ細胞であって、胚性幹細胞(ES細胞)、人工多能性幹細胞(iPS細胞)または始原生殖細胞由来万能細胞由来のペースメーカ細胞。
図1に示すようにHCN4チャネル遺伝子のプロモーター領域に、選別採取標識であるGFP蛋白遺伝子を連結したターゲッティング遺伝子を作成した。すなわち、HCN4遺伝子第1エクソンのMetコドンの位置に、EGFP+PGK・neoユニットを挿入しコード領域の一部を欠損させるよう設計されたターゲティングベクターを、エレクトロポレーション法で90%コンフルエント状態のAB1 ES細胞に遺伝子導入した。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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