出願番号 |
特願2011-072777 |
出願日 |
2011/3/29 |
出願人 |
国立研究開発法人農業生物資源研究所 |
公開番号 |
特開2012-205525 |
公開日 |
2012/10/25 |
登録番号 |
特許第5780631号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
カイコの卵および眼の着色に関与する遺伝子およびその利用 |
技術分野 |
繊維・紙、食品・バイオ、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
re遺伝子は遺伝子組換え体の選抜のためのマーカーとして好適に利用することができる。カイコにおける有用タンパク質生産や高機能シルク生産、カイコにおけるヒト病態モデルの作製などの幅広い利用が可能である |
目的 |
カイコのre遺伝子を同定すること、同定したre遺伝子を利用して、カイコの卵および眼の着色を改変すること、同定したre遺伝子を遺伝子マーカーとして利用して遺伝子組換えカイコを選抜すること、re遺伝子を同定すること、同定したre遺伝子を利用して、カイコの卵および眼の着色を改変すること、および、同定したre遺伝子を遺伝子マーカーとして利用して、遺伝子組換えカイコを選抜することを提供する。 |
効果 |
カイコの卵および眼の着色に関与するre遺伝子が同定され、この遺伝子の染色体上の位置および構造が解明された。この発明により見出されたカイコのre遺伝子は、色素の合成に関与する蛋白質をコードし、その機能の有無により、卵および眼の色が変色する。このre遺伝子を用いれば、カイコの卵や眼の色を変色させることが可能であり、この遺伝子は、遺伝子組換え体の選抜のためのマーカーとして好適に利用することができる。 |
技術概要 |
この発明によって見出されたre遺伝子は、カイコの卵および眼の着色に関与するため、遺伝子組換え体の選抜のためのマーカーとして好適に利用することができる。この発明によれば、効率的に遺伝子組換え体を生産することができるため、この発明はカイコにおける有用タンパク質生産や高機能シルク生産、カイコにおけるヒト病態モデルの作製などの幅広い利用が可能である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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