出願番号 |
特願2011-066253 |
出願日 |
2011/3/24 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2012-200172 |
公開日 |
2012/10/22 |
登録番号 |
特許第5737687号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
ウエストナイルウイルス構造蛋白質特異的モノクローナル抗体、および該モノクローナル抗体を用いたウエストナイルウイルス感染の判定方法 |
技術分野 |
化学・薬品、生活・文化、その他 |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策、その他 |
適用製品 |
ウエストナイルウイルス(WNV)感染を迅速かつ高精度に判定できる、診断薬・検査薬の製造分野において利用される |
目的 |
ウエストナイルウイルス(WNV)感染を迅速かつ高精度に判定できる方法を提供する。 |
効果 |
新規なウエストナイルウイルス(WNV)構造蛋白質特異的モノクローナル抗体は、WNVと同じ血清型群ウイルスである、日本脳炎ウイルス(JEV)、マレーバレー脳炎ウイルス(MVEV)、セントルイス脳炎ウイルス(SLEV)免疫血清に対して交差反応性が低いため、(SLEV)感染を特異的かつ高精度に判定できる。また、このモノクローナル抗体を用いて構築した競合ELISAによる本発明のWNV感染の判定方法によれば、従来法で3時間要していた被験血清と抗体の保持時間が、1時間に短縮でき、WNV感染の迅速な判定が可能となる。 |
技術概要 |
WNVの構造蛋白質であるエンベロープ蛋白質(E)またはプレメンブレン蛋白質(PrM)を特異的に認識するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマを得ることに成功した。また、当該ハイブリドーマにより産生されるWNV構造蛋白質特異的モノクローナル抗体を用いた競合ELISAは、同じ血清型群ウイルスである、日本脳炎ウイルス(JEV)、マレーバレー脳炎ウイルス(MVEV)、セントルイス脳炎ウイルス(SLEV)免疫血清に対して交差反応性が低いことを確認した。この発明はかかる知見により完成されたものである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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