出願番号 |
特願2014-523809 |
出願日 |
2013/7/5 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
WO2014/007380 |
公開日 |
2014/1/9 |
登録番号 |
特許第6183858号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
生検針 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
生体の組織を一部採取するために用いられる生検針及びこの生検針を用いた内視鏡装置 |
目的 |
侵襲性が低いにもかかわらずより大きな(太い)標本の採取が可能であり、かつ、標本組織が分断されることなく確実に採取することが可能な生検針及びこの生検針を用いた内視鏡装置を提供すること。 |
効果 |
本発明の生検針は、先端に注射針形状の開口を有する中空の針部を備え、生体の組織内に穿刺して前記中空の針部内に組織の一部を取り込んで採取するための生検針であって、前記中空の針部の先端側には前記注射針形状の開口部分に位置する組織を切断するための切断手段が設けられており、前記切断手段は、前記中空の針部の内部又は外部を通されたワイヤーを牽引することによって前記中空の針部の後端側から切断操作可能となされていることを特徴とする。 |
技術概要
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ツルカット型の生検針50は、図10A及び図10Bに示したように、先端部に切欠き部51が形成された内針52と、この内針52が挿入される中空の外針53とを有している。このツルカット型の生検針50を用いて標本を採取するには、図10Cに示したように、内針52の先端部を組織54内に穿刺し、その後外針53を押進させて内針52にかぶせることで、組織54を切断すると共に内針52の切欠き部53内に組織54収容することで、標本55を採取するものである。
一方、吸引生検用の生検針の例としては、メンギーニ(Menghini)型として知られている生検針が挙げられる。このメンギーニ型生検針60は、図11Aに示したように内針61の先端を中空状の外針62の先端側に位置させた状態で組織63内に穿刺した後、図11Bに示したように内針61を外針62に対して後方へ移動させることで外針62内にスペースをつくり、その後、注射器を近位端に接続して注射器を引くことにより外針62内を陰圧にした状態にし、更に外針62を前進させることで、図11Cに示したように外針62内に標本64を取り込むものである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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