酸化チタン粒子およびその製造方法

開放特許情報番号
L2012002931
開放特許情報登録日
2012/10/10
最新更新日
2015/1/21

基本情報

出願番号 特願2011-069562
出願日 2011/3/28
出願人 国立大学法人広島大学
公開番号 特開2012-201569
公開日 2012/10/22
登録番号 特許第5649060号
特許権者 国立大学法人広島大学
発明の名称 酸化チタン粒子およびその製造方法
技術分野 化学・薬品、無機材料、機械・加工
機能 材料・素材の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 酸化チタン粒子およびその製造方法
目的 反応速度を速くできる酸化チタン粒子を提供する。
また、反応速度を速くできる酸化チタン粒子の製造方法を提供する。
効果 酸化チタン粒子をメチレンブルー水溶液の脱色反応における光触媒として用いた場合、アモルファス相に含まれる欠陥を介してメンチレンブルー水溶液の還元反応が促進される。
技術概要
酸化チタン粒子10は、アモルファス相1と、多結晶相2と、TiZrO4とを備える。アモルファス相1および多結晶相2の各々は、TiO2からなる。そして、アモルファス相1は、欠陥を有する。酸化チタン粒子10は、ジルコニアからなる粉砕ボールと、多結晶からなる酸化チタンと、メタノールとを粉砕容器に入れ、粉砕容器を自転および公転させて酸化チタンを粉砕することによって製造される。製造された酸化チタン粒子10の粒径は、約400nmである。酸化チタン粒子10をメチレンブルー水溶液の脱色反応における光触媒として用いた場合、アモルファス相1に含まれる欠陥を介してメンチレンブルー水溶液の還元反応が促進される。そして、酸化チタン粒子10を光触媒として場合ときの脱色反応の反応速度は、従来の酸化チタンに比べ、約132倍になる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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