出願番号 |
特願2010-282824 |
出願日 |
2010/12/20 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2012-130830 |
公開日 |
2012/7/12 |
発明の名称 |
底生生物の成育促進方法 |
技術分野 |
化学・薬品、機械・加工、土木・建築 |
機能 |
環境・リサイクル対策、その他 |
適用製品 |
泥質干潟の改善方法 |
目的 |
干潟の泥中の硫化水素を除去し得る泥質干潟の改善方法を提供する。 |
効果 |
底生生物に対して毒性の高い硫化水素が除去されるので、底生生物の生育が促進され、食物連鎖のバランスが改善されることにより、干潟本来の水質浄化作用の発揮にもつながる。
有機物負荷が高く嫌気性条件となりやすく、硫化水素が蓄積しやすい泥質干潟の環境を改善する際に利用可能である。 |
技術概要
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泥質干潟の改善方法は、熱風乾燥しタンパク質を消失させて多孔質状にしたカキ殻を干潟の泥に鋤き込み、泥中の硫化水素をカキ殻に吸着させて除去する。また、少なくとも表面の一部が酸化カルシウムに変性したカキ殻を用い、吸着させた硫化水素を分解させて除去する。底生生物に対して毒性の高い硫化水素が除去されるので、底生生物の生育が促進され、食物連鎖のバランスが改善されることにより、干潟本来の水質浄化作用の発揮にもつながる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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