出願番号 |
特願2012-101939 |
出願日 |
2012/4/27 |
出願人 |
独立行政法人情報通信研究機構 |
公開番号 |
特開2012-165455 |
公開日 |
2012/8/30 |
登録番号 |
特許第5366229号 |
特許権者 |
国立研究開発法人情報通信研究機構 |
発明の名称 |
量子暗号通信方法 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
量子暗号通信方法 |
目的 |
量子暗号通信を行う送信機と受信機との間で、送信機と受信機との間で信号を同期することができる量子暗号通信方法を提供する。 |
効果 |
送受信された量子暗号信号の光子パルスの偏光基底に合わせて、通信信号の偏光変調が行われる。これにより、量子暗号に用いる偏光基底軸を、移動体通信を行う移動体間において、受信側で検出することができる。
通信信号と通信信号に重畳された量子暗号信号とが同一の光軸で送受信される。これにより、調整すべき光軸が1本で良いので、送信機と受信機との間で容易に光軸を合わせることができる。 |
技術概要
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送信機101である衛星は時刻T1において地上局A(102A)上に位置し、量子鍵αを生成し、量子鍵αをデータAに重畳してレーザ光を用いて地上局Aに送信する。送信機101は時刻T2において地上局B(102B)上まで移動し、量子鍵βを生成し、量子鍵βをデータBに重畳してレーザ光を用いて地上局Bに送信する。送信機101は、量子鍵αと量子鍵βの排他的論理和により第3の量子鍵γを生成し、通常の通信手段により地上局A及び地上局Bに送信する。地上局Aは、自己の保持する量子鍵αと第3の量子鍵γとの排他的論理和により、量子鍵βを生成する。地上局Bは、自己の保持する量子鍵βと第3の量子鍵γとの排他的論理和により、量子鍵αを生成する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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