出願番号 |
特願2012-114071 |
出願日 |
2012/5/18 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2013-241635 |
公開日 |
2013/12/5 |
発明の名称 |
鉄クロム合金の製造方法 |
技術分野 |
金属材料、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造、表面処理 |
適用製品 |
鉄クロム合金 |
目的 |
耐熱性や耐酸化性等の高Cr含有量Fe-Cr合金の優れた特性を生かすことのできる新しいFe-Cr合金を提供する。 |
効果 |
高クロムFe-Cr合金の表面部のみにσ相を存在させることにより、脆化を防止しながら表面を硬化させることができるため、強度を低下させること無く、強度と硬さを両立させたステンレス等の合金製品とすることができる。また、余計な添加物を必要としないため、リサイクルに適した環境に優しい材料である。さらには、表面部にσ相を析出させることにより接触抵抗を低く保つことができるため、固体高分子形燃料電池セパレータなどの電気部材として応用できる。 |
技術概要
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FeとCrを主成分とし、表面部のみにσ相を有するFe-Cr合金とする。Fe-Cr合金は、Crのモル分率をx、Feのモル分率をyとしたときx/(x+y)が0.26以上0.75以下であり、表面部σ相の厚みが表面から200μm以下であり、さらに表面硬度が450Hv以上である。FeとCrを主成分とし、Crのモル分率をx、Feのモル分率をyとしたときx/(x+y)が0.47以上0.75以下のFe-Cr合金を熱処理し、表面部にσ相を生成させるFe-Cr合金の製造方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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