種子に特異的活性を有するプロモーターおよび種子に外来タンパク質を発現させる方法

開放特許情報番号
L2012002252
開放特許情報登録日
2012/8/7
最新更新日
2016/7/7

基本情報

出願番号 特願2012-094391
出願日 2012/4/18
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所
公開番号 特開2012-139238
公開日 2012/7/26
発明の名称 種子特異的プロモーターおよびその利用
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 材料・素材の製造、食品・飲料の製造、検査・検出
適用製品 種子の任意の場所や種子発現時期での発現を可能にするプロモーターセットは、種子を利用した代謝工学を行う上においても重要なツールとして利用することができる。脂肪酸の代謝ではアリューロンや胚で発現するプロモーターを用いて、目的の代謝過程を制御することが可能になる
目的 種子に特異的活性を有するプロモーターおよび種子に外来タンパク質を発現させる方法を提供する。
効果 種子を利用した有用物質生産のためのプロモーターは極めて有用である。たとえば医薬品(ワクチンや抗体、血液製剤、インターフェロンなど)や工業酵素の大量生産を種子中で可能にする。アレルゲンのエピトープを発現させることにより、食べることで花粉症やハウスダストアレルギーなどを治療できるアレルギー治療作物の開発に利用できる。栄養性の高い外来遺伝子を種子中で発現させることで種子の栄養性の改善を可能にする。
技術概要
 
複数のイネ種子発現遺伝子のプロモーターを単離し、GUSレポーター遺伝子の上流に各プロモーターを挿入したバイナリーベクターをそれぞれ作製し、アグロバクテリウム法によりイネを形質転換した。GUS発現量を指標として、各プロモーターによる発現部位、種子成熟過程での発現、さらに種子での発現強度を調べたところ、種子の特定部位に特異的発現活性を有し、恒常的プロモーターや既知の種子特異的プロモーターと比較して高い活性をもつプロモーターを見出した。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2020 INPIT