過剰な雨水を浸透させ、必要量を貯水し、種々の用途に利用できる「雨水の浸透循環貯留槽」

開放特許情報番号
L2012002247
開放特許情報登録日
2012/8/7
最新更新日
2014/7/15

基本情報

出願番号 特願2011-081375
出願日 2011/4/1
出願人 株式会社 宮田エンジニアリング
公開番号 特開2012-207510
公開日 2012/10/25
登録番号 特許第4826975号
特許権者 株式会社ミヤタ
発明の名称 雨水の浸透循環貯留槽。
技術分野 土木・建築
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 雨水利用、浸水対策、渇水対策
目的 全面がシラス層の浸透面になっている浸透槽によって、短時間豪雨による過剰な雨水を素早く地中に浸透させ、同時に必要量を貯水する貯留槽を有し、洪水予防と渇水対策を同時に行う事ができる設備です。
また、水の大きな比熱を活用し、貯留水を、熱循環施設のクリーンな熱媒体として利用できる。
効果 浸透槽にシラス土壌を充填する事によって、外側土壌と内圧が拮抗するので境界壁を設ける必要が無くなり、工事費が格段に安くなる。
貯留槽にもシラス土壌を充填するため、浸透槽との圧力が拮抗するため、隔壁は、簡単なシート状不透水幕で対応する事ができ、工事費が格段に安くなる。
貯留槽の水は、シラス土壌の中を循環する事により、鹿児島のシラス台地下の湧水の様に浄化されるので、様々な用途に利用できる。
技術概要
 
この地下水槽は、地中に穴を掘り、内部に無尽蔵のシラス土壌を充填するだけなので、大容量の地下水槽が、格段に安い工事費で作れる。
浸透槽は、地中に穴を掘ってシラス土壌を充填するだけ、土壌との隔壁は不要。
貯留槽は、浸透槽の内側に不透水幕を設け、下方に揚水ポンプ・上方に放水口を設置し、内部にシラス土壌を充填すれば完成。
上面は、芝生層で形成するため、全工程にわたって強固な隔壁は必要でなく、揚水ポンプなどメンテナンスが必要な機材は、全て地上部に設置する。
周辺地域から集水した雨水は、芝生層で濾過させるため貯留槽への土砂混入は防止され、貯留水は、地上の配水施設を経由して常時循環されている。
地震による地殻変動に関しては、シート状不透水幕を、充分なシワを作って設置する事により、液状化現象による地殻変動に対応できる。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 お話合いの上決定します

アピール情報

アピール内容 シラスは、空隙率=50〜58%の連続細孔を有し、連続細孔であるが故に満杯に達するまで素早く含水する事ができ、その反面、細孔径が大きいのでそれを保持する保水力は弱く、自然状態での含水率(20%前後)との差=30〜40%の水を、素早く吸・排水する性質を持っています。
シラス土壌は、40万年の太古から変わらない火山性ガラスの珪砂であって、鹿児島県のほぼ全域に堆積し、大雨でしばしば崩落するシラス台地を形成しているが、地中に埋設した場合は安定した多孔質物質であって、鹿児島県東部の志布志港の後背地に、厄介物として無尽蔵に堆積しており、船で、全国へ運搬できる最も安価な天然の多孔質資源です。
この二つのシラスの特性が、「浸透循環貯留槽」の充填材として最適な要素です。

「雨水の浸透循環貯留槽」は、過剰な雨水を浸透させる事によって、洪水予防と地下水補給機能を有し、必要量を貯水する事で渇水対策として貢献するが、これらの機能は、この地下水槽が大規模施設となって初めて実現する効果であるが、大規模な地下水槽となれば、大都市のヒートアイランド現象の緩和にも役立ちます(昔から、シラス台地の崖下は、シラス層からの蒸発熱で、真夏の気温が2度ほど低いと言われています)

近年は、各地で大規模な太陽光発電施設が施行されているが、太陽電池は熱エネルギーが未利用のままになっており、大きな水の比熱を利用してこの熱を水で保管し、半年サイクルで利用する事がでたなら、それは膨大な自然エネルギーの活用に繋がります。
この≪大規模な太陽光発電と巨大な地下水槽とのドッキング≫こそ、自然エネルギーのより効率的な利用方法だと確信しています。
小規模ですが地下水槽の実験設備は順調に稼働しており、資料のご請求をお待ちしております。
出展実績 なし

登録者情報

登録者名称 株式会社 ミヤタ

技術供与

ノウハウ提供レベル
特殊仕様の提供 【可】
図面の開示 【有】
図面1 試作装置の概略図
マニュアルの開示 【有】
マニュアル1 試作装置の実績データ
サンプルの開示 【有】
サンプル1 多孔質部材

その他の情報

その他の提供特許
登録番号1 4947531号
登録番号2 4614375号
関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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