出願番号 |
特願2010-250015 |
出願日 |
2010/11/8 |
出願人 |
国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 |
特開2012-103351 |
公開日 |
2012/5/31 |
発明の名称 |
レーザ光結像用の色消しレンズ |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
レーザ光結像用の色消しレンズ |
目的 |
波長1.0μmから1.6μmまでの波長帯で1/10波長(rms)以下の総合波面収差を持つ色消しの単一レンズを提供する。 |
効果 |
レンズをファイバ結合光学系に使用することにより、複数の波長の空間を通して伝送されるレーザ光と、シングルモードファイバ中を伝搬するファイバ光を損失無く結合することができ、将来、この波長帯を全て利用する100Tbpsを超える超大容量の光無線通信が必要になった場合でもその光学系を安価に提供することができる。また本発明の適用範囲は光無線通信に限らず、従来、単一レンズでは不可能とされてきた多波長のレーザ光の精密な結像光学系を、本発明のレンズを用いることにより幅広い用途で活用することができる。 |
技術概要
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第1の材料からなる正の屈折力を有するAレンズと第2の材料からなる負の屈折力を有するBレンズを貼り合わせた2枚構成、または前記Aレンズの両面に前記Bレンズを貼り合わせた3枚構成を取るレーザ光結像用の色消しレンズであって、AレンズとBレンズのレンズ材料の条件として両レンズのアッベ数ν1.31nの差が27を超え、部分分散比の差の絶対値が0.005を下回ると共にAレンズの屈折率n1.31(1)が1.42から1.59の範囲にあるか、又は両レンズのアッベ数ν1.31の差が27を超え、アッベ数ν1.31の比が1.40を超えると共にBレンズの屈折率n1.31(2)が1.69を超える。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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