遠心血液ポンプ
- 開放特許情報番号
- L2012001931
- 開放特許情報登録日
- 2012/7/10
- 最新更新日
- 2015/12/22
基本情報
出願番号 | 特願2012-083186 |
---|---|
出願日 | 2012/3/30 |
出願人 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2013/10/17 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 | 遠心血液ポンプ |
技術分野 | 食品・バイオ、化学・薬品、機械・加工 |
機能 | 機械・部品の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 | 遠心型の血液ポンプ |
目的 | 遠心血液ポンプのラジアル動圧軸受の動圧溝として、従来のらせん溝に代わる、切削加工が容易かあるいは射出成形時の型抜きが容易にでき、製作コストと製作時間を削減しながら高精度のラジアル動圧軸受の動圧溝形状を提供する。 |
効果 | 本発明によれば、安全かつ長期信頼性が高い遠心血液ポンプを提供することが出来る。
製作コストと製作時間を削減しながら高精度の軸受形状を提供することが出来る。 溶血や血栓形成などの血液適合性の問題を解決することができる。 高剪断部位による溶血や溝部での血栓形成が抑制できる。 本発明の遠心血液ポンプは、人工心臓用、補助循環用及び心臓手術用として使用するものであるが、それ以外の医療用ポンプ、培養や薬液輸送用の生物分野のポンプ、摩耗分を発生しない産業用ポンプとしても使用することができる。 |
技術概要 |
中心に流入口と径方向外側に流出口を有するケーシングと、ケーシング内部に回転自在に収容された羽根車と、ケーシング下部中心にはケーシング内方に凹んだ内筒を有し、該内筒は固定軸として、回転する羽根車を支え、ケーシングの内筒で囲まれた空間内でモータにより回転駆動される永久磁石と、羽根車内に内蔵された永久磁石とで、ケーシングの内筒の隔壁越しに磁気カップリングを形成した回転駆動装置と、羽根車上部に設けられ羽根車の回転により流入口からの液体を流出口に向けて送り出すベーンと、羽根車上下面とそれに対向するケーシング内面とで構成されたスラスト動圧軸受と、内筒とそれに対向する羽根車の内周面とで構成されたラジアル動圧軸受とを備えた遠心血液ポンプであって、
前記羽根車上部はケーシングの内筒端面の上部空間内に張り出すと共に、 前記ラジアル動圧軸受は、円筒外周面とこれに対向する羽根車の内周面の何れか一方に形成された動圧溝からなり、該動圧溝は、回転面内形状が多円弧形状であって、軸方向形状は溝部分が回転軸と平行であることを特徴とする遠心血液ポンプ。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
---|---|
その他の情報
関連特許 |
|
---|